2014年12月11日
提言・論文
各地を回ってみなさんの怒りが大変大きな問題、ご紹介したい。それは税金の無駄遣い、とりわけ政党助成金の問題です。
みなさん、日本共産党以外のすべての政党にこの19年間で、6000億円をこえるお金がばらまかれてきた。政治よくなったでしょうか? 最近も政治とカネの問題で、小渕大臣が辞めました。全然よくなってない。
みなさん、政治家は、政治にはカネがかかる、こんなこと言います。必要なお金なら、自分で集めたらよいのではないでしょうか。
中小業者のみなさんは、必死の思いでお金を集めています。足りなかったら銀行に借りているんです。多くの国民はいま、100円でも安いもの、10円でも安いものを探している。先日もある女性が、「足をケガして大変痛いんだけども、買い物の行きは、歩いて行っています。帰りは重くなるので、バスを使っているんです」とおっしゃっていました。
多くのみなさんが、こういう思いでいま暮らしている。こんなときになんで政治家だけが、座っていたらみなさんの税金、政党助成金を受け取れるのか。こんなおかしな制度ありません。
皆さん、選挙を前にして、他の野党は「身を切る改革」と言い出しました。しかし、政党助成金に手を付けないまま、議員定数を削減すると、トンデモナイことになります。仮に議員の数が減ったとしても、皆さんが取られる政党助成金の額は変わりません。そうすると、一人一人の国会議員が受け取る政党助成金の金額は、逆に増えてしまうんです!こういうのは、「身を切る」というのではなくて「焼け太りする」というのではないでしょうか!身を切るというのなら、この政党助成金こそ真っ先に返上すべきだ、これが私たちの提案です。
どうかこの仕事をやらせてください。