「原発に頼らない別の道」を提案しています!
2014年12月11日 提言・論文
衆院比例・北陸信越ブロックには、日本で一番原発が集中しています。
このブロックにこそ、原発に頼らない別の道が必要です。私の提案をご紹介します。
(1) 廃炉で仕事を生む。
世界では136基の原子炉が廃炉作業中。調べてみると、時間が経つほど”地元”雇用が増えています。除染&解体という作業で徐々に専門性が減るためです。中途半端に停めるのでなく、廃炉を決断して直ちに作業に入る方が計画的に地元雇用が生まれます!
(2) 原発停止で失われる雇用を”県内”産業の底上げでカバーする。
例えば福井県では、原発以外の製造業や第三次産業で、雇用や原材料等の「県内調達率」を5%ほど引き上げれば、原発の雇用を吸収できるとの試算があります。”県内で失われたものは県内で底上げする”!
(3) 自然エネルギーへの転換で雇用を増やす。
ドイツでは原発で働く労働者は約3万人、自然エネで働く労働者は38万人!実に10倍以上の雇用を生みました。
新潟県柏崎市は「柏崎方式」という独特のやり方で木質バイオマスの雇用を生み出しました。国が決断すれば可能性は更に広がります!
(4) 国が財政的にも支援する。
かつて石炭から石油への転換の際、国は40年間で4兆円の財政支援を行いました。10本以上の特別法、2つの特別事業団、1つの特別会計を作り、国主導で石炭からの転換をすすめました。上からの押しつけはダメだが、今回は質量とも深まった支援を!
(5) ”節電”で新たな産業を。
事故後、原発13基分の節電をしてきた国民。日本は自動車でもエコな品質で世界のトップを走ってきました。世界がエネルギー消費を高める中、節電は有力なビジネスエリア。日本が「食っていく」産業になる。しかも「エコに食っていく」。これぞ”クール・ジャパン”!
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作成者 : fujino