絵本作家の三枝三七子さんの応援演説
絵本作家の三枝三七子さんの応援演説をご紹介します。
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みなさん、子どもの本をつくる仕事をしています三枝三七子です。
いま、私は子どもに話せる話が一つもありません。
こんなひどい大人の世界を、
どうやって子どもに話せというのでしょうか?
お友達内閣で、なんでも閣議決定して決めてしまい、
森友、加計学園問題は真相はついに誰の目にも明かされず、
いきなり冒頭解散。
国民を馬鹿にしていると思われませんでしたか?
選挙のたびに、ニンジンをぶら下げてだましてばかり。
過去二回の消費税増税する理由は社会保障ではなかったでしょうか?
ところがどうでしょう?
年金は年々削られ、障がい者手当もどんどん減額。
ひどいと思いませんか?
また、国有地は国民の財産です。
誰の権利で、みんなの財産をただのような値段で
一部の事業者が利することを許したのでしょう?
今回の選挙で「政治を取り戻そう!」という政党の方が多いのですが、この国が
「国民のための政治」をしたことは戦前、戦後、1度もありません。
その中でも 変わらず、ぶれず、揺るがなかったのは日本共産党です。
みなさん言うんです。
「どこに入れても一緒だ」
「簡単に変わるはずがない」
「白票で通そうか?」
「棄権も自己表現だ」とか…
とんでもないです!
今のような、
成人した人なら誰でもが
1票を投じることができるようになったのは戦後です。
あの70年前の戦争で日本が負け、
多くの犠牲を払い、
手にしたのが法の下の平等、
基本的人権、幸福を追求する権利。
そして、男女関係ない投票権です。
どんなに金持ちでも、
どんなに貧困であっても等しく与えられた権利です。
それを使わないことは、
私たちの子どもの未来を、
孫の生きる世の中を見捨てることになるのです。
どうか、お願いです。
投票へいかれてください。
共産党だけはずっとぶれずに、
私たちがよりよくなることを
言い続けてくれています。
私の息子は、いま海外にいます。
大学生です。
去年の選挙が終わったとき、息子は言いました。
「母さん、僕はこの国でこのまま生きていけると思えない。
気がついたら、がんじがらめにされて、
戦場や廃炉作業へいつ?駆り出されるかもしれない。
ぼくは嫌だよ!」と言ってこの国を出ていきました。
私は息子を取り戻したい…
この国に生まれ育つ子供たちが、
そのまた次の子どもたちが、
この国に生まれたことを誇りに思い、
この国を愛するようになるように。
その一歩は投票に行くことです。
去年から共産党は、党利よりも私たち市民の声に耳を傾けてくれました。
自分の候補を下し、野党共闘をかなえてくれました。
「私たち市民の声を国会に届けよう」という思いに、
党利を捨て、動いてくださったのだと思います。
感謝します。
私は、だからこそ、
共産党を応援し続けたいと思ってこうしてきています。
どうか、選挙区は中川ヒロジに。
そして比例区は共産党をお願いします。
(10/18 長野県松本市内)
作成者 : fujinoyasufumi