2015年8月26日
コラム
戦争法案のたたかいがまさに大詰めを迎えています。8・30全国統一行動を史上空前の規模で成功させましょう!
同時に、安倍政権の「戦争する国」づくりは、国会の中だけでなく、国会の外でもさまざまな形ですすめられています。私は、この間、茨城県つくば市での「軍学共同研究を考えるシンポジウム」や、衆院経産委員会での愛知県・小牧南工場(三菱重工業)の視察等に参加する中でこのことを痛感しました。
今年度予算には、「軍学共同研究」の象徴として安全保障技術の研究開発費が3億円計上されています。シンポでも研究者から、「自分の研究成果が人を殺すことに使われる可能性が格段に高まっている」という強い危機感が表明されました。
経産委の視察は、国産ジェット機MRJの製造現場を見ることが主な目的でしたが、個人的には別のものに関心がありました。同工場はMRJなどの旅客機だけでなく、F35など戦闘機の製造・メンテナンス拠点でもあるのです。今回F35の製造現場を見たわけではありませんが、同じ工場内で人を殺すための戦闘機が作られていると思うと胸がざわつきました。
市のお祭りへの自衛隊参加、若者への自衛隊員募集など、「戦争する国」づくりは、私たちの暮らしの一コマにまでしのびよっています。それぞれの地域、職場、学園ですすめられる「戦争する国」づくりの具体化。それらを住民の力で1つ1つやめさせていくことが大事だと思います。私も全力で頑張ります!