2020年5月16日 コラム
造船疑獄(1954年)を担当し、不世出の検事と呼ばれた河井信太郎著『検察讀本』のあとがき。
「ご教示を賜った多くの先輩の大部分は故人となられたが、皆さんが異口同音に強調されたのは、不偏不党、厳正公平な検察権の行使であった。建前と強調される人は多いが、実践は極めて困難であり、これを守り通すことは、検察官にとっては、まさに生命を賭した仕事である。
だがしかし、憲法を守り、民主主義を死守するためにどうしても避けて通れない一線はこれである。本書の冒頭から終わりまで強調したのはこの点であった。」
戦後の検察は、憲法を理念とし、不偏不党という最後の「一線」を守りながら数々の巨悪を摘発してきました。
その「一線」を踏みにじる安倍政権を許すわけにはいきません。
来週が山場。頑張ります!!
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作成者 : fujinoyasufumi