2015年8月26日
コラム
8月1日、南佐久地域に降ったひょう被害について、藤岡義英県議、唐沢ちあき参院選挙区候補、片桐勝則・南牧村議とともに現地調査を行いました。南牧村の菊地幸彦村長の案内で3軒の農家を廻り、お話をお聞きしました。
被害は南牧村の全域にわたり、一部地域では野菜が壊滅的な被害を受けました。「トウモロコシの葉っぱまでぼろぼろになる大粒のひょうが降った。軽トラの荷台が真っ白になるくらいだった」「レタスの外側の穴のあいた葉をはずして出荷してみたが、手間がいつもの5倍もかかるのに、収入が20分の1にしかならない」などの実態をお聞きしました。「手塩にかけたレタスが、たった30分のひょうで台無しだ」。広いレタス畑を見渡しながらつぶやいた農家の方の言葉が忘れられません。
菊地村長は「水稲や果樹には補償の制度があるが、野菜にはない。レタスは植えてから出荷まで45日程度。9月20日過ぎには霜が降りるのでぎりぎりだ。国や県の対応もお願いしたい」と言います。
藤野衆院議員は「想像していたよりひどい被害だ。たった一日の降ひょうでレタスが全滅した畑もある。緊急の救済と、今後を展望した補償制度が必要だ。すぐに対応を考えたい」と語りました。