2011年12月19日
コラム
北陸は「真宗王国」と言われています。実は、私の父の父(祖父)は、浄土真宗のお寺の住職でした。場所は現在の山口県小郡市の郊外で、門徒は80戸あまりの小さな寺だったそうです。
私の父は、そこに小学校4年生まで住んでいました。田植えの時は、寺に「託児所」ができて、農家の子どもを預かっていたそうです。父の母(祖母)を中心に、何人かの女性が世話をしていたことを父も憶えているそうです。
父が小学校4年のころ、国の方針で寺の整理があり、小寺はつぶされました。そのため、父と家族は小学校5年生の時に福岡に引っ越したそうです。
この話を昔から聞いていたので、私は、浄土真宗に限らず、仏教に何となく親近感を抱いていました。このホームページでも、ときどき仏教のことに触れていきたいと思っています。