2014年8月12日
古い提言・論文 活動日誌
今日は、シリーズ5回目。
福井県の建設業の新たな発展について考えてみたいと思います。
福井県において事業所数に占める建設業の割合は12.0%(福井県『平成24年経済センサス』)。
これは、茨城県13.6%、新潟県12.5%に次ぎ、全国第3位です。
福井県経済において、建設業のウェイトはかなり高いと言えるでしょう。
しかし、全国と同じく、福井県の公共工事請負額は減少傾向にあります。
2004年度には1800億円を超えていた公共工事請負額は、07年には1300億円程度に減少し、09年度も1400億円にとどまっています。
とくに、福井県の建設業では、「発注者」に占める公共の割合が53.5%であり、全国平均の34.4%を大きく上回っています(下図↓)。
施行種類としても、建築よりも土木の割合が多くなっています。