2014年8月10日
古い提言・論文 活動日誌
今日は、シリーズの4回目。
少し間が空いてしまい、申し訳ありませんでした。
前回の農業とも関連するのですが、地産地消のとりくみとまちづくりを組み合わせた、新しい地域活性化の道について考えてみます。
福井県は、高齢化がすすんでいます。
65歳以上の方が県人口に占める割合は26.9%。全国平均の25.1%を上回っています(2013年度)。
とくに農家の高齢化は深刻です。
農林水産省の調査によると、福井県は65歳以上の農業就業人口が75.1%(全国平均は61.6%)で全国3位。しかも、1995年は56.3%、2000年は63.3%、2005年は68.0%と高齢化がすすんでいます。
こうした地域をどのように活性化していくか?
まさに目の前に迫った課題だと思います。
もちろん、簡単ではありませんが、いま日本の各地で興味深い取り組みがすすめられています。
ベストセラーで、「新書大賞2014」にもなった『里山資本主義』(藻谷浩介、NHK広島取材班、写真↓)。
ここで紹介されている広島県庄原市の過疎の町のとりくみが印象的です。