2013年12月26日
古い提言・論文 活動日誌
安倍自公政権は、米軍の県内移設(辺野古)に向けて、この間、国会議員を屈服させる、県連を屈服させるなど、異常な圧力を加えてきました。
そして今回、沖縄県知事と安倍首相が懇談。
仲井間・沖縄県知事は、「驚くべき立派な内容」と持ち上げ、明日にも埋め立て申請を承認すると報じられています。
とんでもない話です!
地元の『琉球新報』は、今日の社説で、次のように厳しく批判しています。
「仲井真弘多知事が『驚くべき立派な内容を提示していただいた』と述べた。この知事の発言自体が、『驚くべき』発言だ。いったいどこが『立派な内容』なのか。
首相官邸で会談した知事に対し、安倍晋三首相は基地の『負担軽減策』を説明した。だがどれも、新味のない従来の方策か、実現の担保のない口約束にすぎない。」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-217159-storytopic-11.html
また、『沖縄タイムズ』も、今日の社説で厳しく批判しています。
「仲井真弘多知事は、まるで別人のようだった。菅義偉官房長官が作ったシナリオの上で踊らされているパペット(操り人形)のようにもみえた。
25日、首相官邸で仲井真知事が安倍晋三首相と向かい合っていたころ、那覇市の県庁前では、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する住民が雨に打たれ、傘を差して、悲壮感に満ちた表情で知事の埋め立て不承認を訴えた。
だが、住民の必死の叫びは首相官邸に届かなかった。いや届かなかったのではない。知事は17日の沖縄政策協議会以来、東京に閉じこもり、県民の声を聞こうとしなかったのだ。
・・・会談後、知事は車に乗り込んだ後、窓から笑顔で『ハブ・ア・ナイス・バケーション』と言いながら記者団に手を振った。
石破茂自民党幹事長が、県関係国会議員5人を従えて記者会見したときもそうだったが、それをはるかに上回るおぞましい光景だった。
知事は、辺野古を金で売り渡すつもりなのだろうか。」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=59553