2023年6月14日
北陸信越での活動 活動日誌
今日は終日、震度6強の地震で被害受けたでした。
武田良介前参院議員、佐藤正幸県議とご一緒に、地元企業、製造業、飲食店、個人の方々から現状をお聞きしました。
ある酒造会社の方は、「昨年6月にも震度6弱の地震に見舞われたが今回は6強。同じ6でも『強』では被害が全然違う」とおっしゃって、酒樽、壁、屋根、塀など様々な被害を見せて下さいました。別の製造業の方は、「去年の地震では窯が壊れたので直したが、今回は母屋が崩れた」と肩を落としていました。
このほかにも、「コロナの時に借りたお金を返さないといけない時期に今回の地震が来た。返すメドが立たない」「この機会に仕事やめる人や、子どものところに移るという人もいる」「また地震があるかもと思うと、今回の被害の修理もためらわれる」など切実な声をたくさんお聞きしました。
ある80代の女性は、別れ際に「地震が続いているので全然気が休まらない。こんな目に遭うなら、長生きせんかったら良かった」とおっしゃいました。こんな切ない思いをしている方がたくさんいることが今回の調査でよく分かりました。
政府は今回の地震を激甚災害に指定する見込みですが、過疎化と高齢化が進む地域だけに、さらに独自のきめ細かい支援が必要です!国会にもつないで、支援の強化を求めていきます。