次に福島県農民連の佐々木健洋事務局長と懇談。能登半島地震後、早くも1月3日に石川県に支援物資を届けてくれたのが福島県農民連。ありがとうございました!
全国でも福島だけの制度として、農業に興味を持つ若者などを支援するワンストップの相談センターのこともご紹介いただきました。JAや自治体の担当者など、関係者が揃って相談に乗るとのこと。二本松東和町では、30代〜40代の農家が増えているそうです。佐々木さんの「農業やりたい人は結構いる。ハードな事業環境の整備も大事だが、何よりそうした”人”への支援が必要。受け入れる側の本気度も問われる。」という言葉に希望が見えました。
さらに農民連としては、原発からの転換を訴えるとともに、「コインの裏表」として再エネ事業に取り組んでいるとのこと。福島県農民連として、6メガの太陽光発電を行っているそうです。
営農型太陽光発電などについて、佐々木さんは「農村の大変なところでも再エネの資源はある。都市では難しいかもしれないが、農村だからこそ再エネはやれる」と力を込めていました。