2018年8月31日 北陸信越での活動 活動日誌
長野県南牧村の国立天文台・野辺山宇宙電波観測所を視察。
山口典久県議、備前光正県議、片桐勝則村議とともに、立松健一所長、齋藤正雄国立天文台研究連携主幹から話を聞きました。
井上さとし、武田りょうすけ両参院議員の秘書も同席しました。
今回は、観測所のシンボル、直径45mの大型望遠鏡の共同利用研究が来年5月で打ち切りになるとの『信濃毎日新聞』の報道を受けて、現場の声をお聞きするための視察です。
齋藤氏の説明では、「野辺山キャンパスは閉鎖しない」、「45m望遠鏡についても廃止ではなく用途の変更(共同利用から専用利用)」とのこと。
ただ、具体的な見通しについては説明がありませんでした。
先日受けた国会での文科省からのレクでも、ここ数年、国の予算が削減されて来ていることが明らかになりました。天文学のような基礎研究にもっと国の予算がつかないといけないと改めて感じました。
長野県は宇宙県。視察中にも、何組もの家族がキャンパスを訪れていました。
これまでに300万人が訪れたとのこと。すごい!
観測はもとより、教育や観光にとってもかけがえのない場所です。
高原で育った牛たちのミルクで作ったソフトクリームも美味♪
野辺山宇宙電波観測所の4Dプラネタリウムで私たちが生きている銀河系の説明を受けました。
まだ地球以外で生命体は確認されていません。
宇宙スケールで見ると地球がいかに貴重な存在か、我々が生きていること自体がいかに奇跡的なことかを改めて痛感させられます。
差別や分断など無意味。どの命もかけがえのないもの。
そんなことにも思いを馳せる視察となりました。
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作成者 : fujinoyasufumi