長崎県大村市の入管収容センターを視察
長崎県大村市の入管収容センターを視察しました。
今年6月、ここでナイジェリア人男性がハンストの末に飢餓死する事件が発生。
まずは、この事件について、山添参院議員宮田大村市議と法務省から説明を受けました。
法務省はハンストに関する「通達」を出していますが、この「通達」すら守られていなかった可能性を強く感じました。
続いて、大村入管収容センターの施設を視察。面会室、医務室、運動場、共同収容室などを見ました。
茨城県牛久市の収容センターの施設と若干の違いはありますが、本質的に非人間的な監獄的な施設である点は共通しています。
唯一空を見上げられる運動場の上にもネット。最も長い時間を過ごす共同収容室には太い鉄格子。カーテンもなくプライバシーはゼロ。
非人間的な監獄にほかなりません。
ハンスト飢餓死したナイジェリア人男性が最後に収容されていた部屋も視察しました。
自殺の場合、いつ起きるか分からない側面もありますが、飢餓死の場合、死に至る過程はすべて入管側の管理下にあります。死に至らせた責任はきわめて重い。
真相究明と再発防止の決意を新たにしました。
3人の被収容者と面会しました。
(山添参院議員は別の3人の被収容者と面会)
作成者 : fujinoyasufumi