水戸市での演説会の前に、同市内の旧内原町にある郷土史義勇軍資料館へ行きました。
ここは戦前、全国で唯一の「満蒙青少年義勇軍訓練所」があった場所です。
15歳から19歳の若者たち約9万人が、ここで3ヶ月間の訓練を受けた後、満州へ送り出され、多くが日本に戻れませんでした。
長野県はじめ、北陸信越からもたくさんの若者たちがここに来たのです。
地元の方から、「その頃生きていた人によると、夜になったら訓練所の中から『お母さん』という泣き声が聞こえてきたそうだよ」「訓練中に亡くなった子もいて、慰霊碑も建てられた」などの話をお聞きすることができました。
この悲劇を繰り返してはならない!
決意を新たにしました!!
(館内は撮影禁止。木造の建物は、若者たちが暮らした建物「日輪舎」の復元)