福井県敦賀市で、8月末に行われた原発事故広域防災訓練について検証する党の会議が行われました。
倉林明子参院議員とともに参加。福井県、京都府から地元議員、運動団体の皆さんがお集まりいただきました。
訓練に参加した方々から、「マニュアル通り」「形だけ」という言葉が相次ぎました。
「朝8時に始まったが、8時前にはもうスクリーニングの器具がセットされていた。器具の準備も含めた訓練でないと意味がない。」
「悪天候で、飛ぶはずのヘリが飛ばなかった。」
「ヨウ素剤の事前配布をしている地域では専門家からヨウ素剤の安全な服用法などの丁寧な説明があった。事故後の配布ではヨウ素剤を取りに行けないし、行ってもまともな説明を受けられないのではないか。」
「道路公団のマニュアルでは、高速道路は震度5で即閉鎖、震度4で安全点検。訓練では震度6の想定なのに1時間で復旧するという設定でバスが走った。おかしいのではないか」など、様々な意見が出されました。
その後、福井県と京都府の今後の動きも交流。共同で行動することなども提起されました。
福井県と関西の連帯と共同をさらに広げたいですね!