2013年2月28日
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福井県は、2月8日、原子力の代替エネルギーとして期待がされるLNG(液化天然ガス)の設備誘致に向けた研究会を発足させました。
http://www2.pref.fukui.jp/press/view.php?cod=123c59135969344084
福井県の西川知事は、この日の会合で、「原子力は重要な基幹電源と考えるが、ベストミックスの観点からエネルギーの多元化、多角化が必要。LNGは重要な選択肢」と述べています。
原発直下に活断層の存在が指摘される福井県の各原発。廃炉が現実的課題となる中で、「原発銀座」からの脱却を視野に入れざるをえなくなったということでしょう。
興味深い動きですね。
日本は、世界有数の液化天然ガス(LNG)輸入国です。2011年の輸入量は8300トンを超えました。
昨年9月8日、日本の資源エネルギー庁長官とロシアの「ガスプロム」社のミレル社長は、ウラジオストックLNGプロジェクトに関する覚書に署名。
日本海側の都市・ウラジオストックに70億ドル規模の大型工場を建設する共同事業。2017年の操業開始をめざしています。