深夜2時過ぎまでの国会を終え、京都へ。
日弁連と京都弁護士会主催のシンポ「死刑、いま命にどう向き合うか」に参加しました。
ローマ・カトリック教会枢機卿の前田万葉氏、ジャーナリストの安田純平氏、英国国会議員のアリスター・カーマイケル氏などが対談やスピーチ。公明党の遠山清彦衆院議員も参加。会場は300人の参加者でいっぱいでした。
英国国会議員のアリスター・カーマイケルさんによると、英国では50年前に死刑を廃止しましたが、当時、英国でも死刑への様々な意見が国民や各党にあったそうです。
「政治家として、党派の違い、賛否の違いを超えた議論と連携が重要だった」とおっしゃっていたのが印象的でした。
日本でも、同じだと思います。
昨年一年間で、オウム事件の死刑囚など15名の死刑が執行されました。
この事実にどう向き合うか。死刑そのものにどう向き合うか、課題はきわめて多い。国民的議論が必要だと改めて感じました。