富山県 大雪被害調査
今日は井上さとし参院議員、坂本ひろし衆院富山3区予定候補とともに富山県で大雪被害調査。
災害救助法が適用された小矢部市、砺波市を調査。
さらに高岡市でも農家の方から話を聞きました。
火爪、津本県議、砂田小矢部市議、高瀬高岡市議、境砺波市議に大変お世話になりました。
まず、小矢部市の農業法人でビニールハウスの被害調査。
6棟のうち2棟が雪の重みで全壊。再建には1棟250万円、撤去にいくらかかるかは雪をどけてみないと分からないとのこと。
農作物の価格下落やコロナの影響で、去年も一昨年も赤字。
「余裕があれば共済にも入れるが、掛け金が高いので入れない」と切実な声。
国の制度で、ビニールハウスの①撤去費用は全額国庫負担、②再建費用は国と自治体で10分の9まで支援する制度があることをお伝えし、「今回の災害にも適用させましょう」と呼びかけました。
市議、県議とも連携して地元からも声を上げることになりました。
高岡市でも個人の農家のビニールハウス被害を調査。
この農家は通常の20数ミリの太さのパイプでなく40ミリ超える頑丈なパイプでしたが、やはり全壊。
「台風など風の被害はあったが、雪でハウスがつぶれたのは初めて」とのことでした。
今回の被害は現時点で5000万円に達する可能性も。
この方は共済に入っていましたが、共済から出るお金は800万円足らず。全く足りないそうです。
この方にも、国の制度をお伝えし、ともに適用をめざすことになりました。
小矢部市の災害対策本部を表敬訪問。
短時間でしたが、小矢部市の取り組み、全国の先進例などを交流しました。
その後、富山県花卉球根農業協同組合の皆さんと懇談。
石田智久代表理事組合長はじめ皆さんから、大雪の影響、コロナの被害などについて意見交換を行いました。
ここでも「ビニール部分だけ共済をかけている農家が多い。しかし骨(パイプ)まではなかなか。骨は掛け金が高いから」とのことでした。
政府は「まずは共済に入って」と言いますが、かなり矛盾があると感じました。
昨日時点で、富山県内のビニールハウス被害は全壊が400、半壊が59。雪があるうちは被害の全体像は見えません。
今後とも、地方議員の皆さんとも連携して、しっかり支援が受けられるように頑張ります。
作成者 : fujinoyasufumi