富山、石川で総選挙報告会「市民と野党 新たな絆」
日本共産党富山県委員会は28日夜、富山市の党県委員会事務所で藤野保史衆院議員を迎えて総選挙勝利報告集会を開きました。
藤野氏は、北陸信越ブロックで党議席を守ったことに感謝するとともに、党が比例で9議席減らしたことは力不足だったと述べました。共産、立憲民主、社民の全体が大きく議席を伸ばしたことを力に、市民と野党の共闘のいっそうの促進と比例での党躍進めざして奮闘する決意を語りました。
富山1区に立候補した青山りょうすけ氏は、「民青のメンバーが自分の願いを掲げて選挙に参加してくれた。若い人に訴えれば必ず声が届くと確信した」と話しました。
富山2区で社民党候補を、3区で共産党候補を推薦し、1区でも共産党候補を実質的に支援した「オールとやま県民連合」共同代表の土井由三氏は、「富山1区に共産党から候補者を出してもらったことに感謝している。共産党には自力をさらにつけてもらい、野党共闘をいっそうすすめていってもらいたい」とあいさつしました。
集会に先立ち、藤野氏と青山氏、北陸信越比例と富山3区に重複立候補した坂本ひろし氏が富山駅南口前で宣伝。行き交う車の中から手を振って激励する姿が見られました。演説を聞いていた無党派だという30代の女性は、「北海道や新潟、沖縄での野党共闘の勝利は大切だと思います。議席が減ったのは残念ですが、ブレずに野党共闘に力を尽くした共産党は立派だった」と話していました。
衆院選の比例北陸信越ブロックで当選を果たした日本共産党の藤野保史衆院議員が29日、金沢市の共産党石川県会館で開催された「勝利報告集会」に参加。駆け付けた党員支持者とともに当選の喜びを分かち合いました。
秋元邦宏県委員長は「県内で野党共闘は実現できなかったが、共産党の選挙カーから立憲民主党県支部の粟森喬共同代表が藤野必勝を訴えた」「市民連合による3野党共同街宣がとりくまれた」など県内でも市民と野党の「新たな絆」が生まれたと報告。
藤野氏は、「宝の議席」を守り抜いた党員・後援会員の奮闘に感謝の言葉を述べ、「比例代表で9議席減らしたのは残念。捲土重来を期す」「野党3党の議席は38から69議席へと大きく前進した。野党共闘で67の選挙区で共産党の候補者を降ろし、その内の32選挙区で野党が勝利している。党の議席は減ったが野党共闘を強め、国会論戦の中身で勝負する」と語りました。
小選挙区候補として奮闘した黒崎清則(1区)、本田正和(2区)、鈴木宏太(3区)の各氏も「強い党づくりに頑張る」と決意を述べました。
藤野議員らは、屋内集会のあと、金沢市の武蔵ヶ辻でも街頭から選挙結果の報告と決意を述べました。
作成者 : fujinoyasufumi