再度オリパラ動員ドライバーについてオリパラ事務局からレク
先日4日に、オリパラ関係者の輸送のため全国からバスドライバーや警備員、公務員が動員される計画で、「北陸信越5県から何人動員されているのか?」などについて、内閣官房オリパラ事務局からレクを受けましたが、実態をつかんでいない「ゼロ回答」でした。
そこで、実態を調べてもらった上で、今日改めてレクを受けました。
それによると、
・バスドライバーは、福井を除く長野、新潟、石川、富山県から約600人が動員されている。1日あたり数十人ではないか、とのこと。福井県については、別途調べてもらい報告を受けることになりました。どこでバスを運転しているかの割り当ては、会社ごとになっているとのこと。
・バスドライバーは、選手と接する運転手は4日に1回のPCR検査を受けている、メディアを運ぶ運転手は7日に1回。現時点で、陽性者は出ていないと報告を受けているとのこと。
・警備員については、北陸信越5県からは、各県ごとに数人から10数人という規模で動員されているとのこと。どこで警備にあたっているかの割り当ては特にないとのこと。
・警備員については、選手と接触する場合は4日に1回のPCR検査、それ以外は7日に1回とのこと。その他、警備の度合いによって、適時検査を受けているとのこと。陽性者については公表していないとのこと。
・ワクチンについては、バスドライバー、警備員ともに、「必要な方に適切に接種を進めている」というだけで、「具体的には申し上げられない」と繰り返しました。
・公務員については、東京以外の都道府県から470人程度が動員されているとのこと。ただし、都道府県別の派遣人数は「把握していない」との回答でした。
・宿泊施設ごとに、衛生環境や生活環境が異なる(コロナ対策が不十分な施設がある)ことについては、引き続き現場に丸投げで実態がつかまれていない状況でした。
前回の「ゼロ回答」よりは多少改善されましたが、動員された方々の命と健康を守り抜くという立場からはほど遠いと感じました。
引き続き、実態把握と改善に努めます。
作成者 : fujinoyasufumi