今日は長野県南牧村。
ベトナムから5人の技能実習生を受け入れている農家で実状を聞きました。
ブローカーがコンビニやスーパーで引き抜きのため実習生に声をかけてくるから、雇い主が車で実習生の買い物の送り迎えをするという話。
甘い話に乗って京都に行ったが逆に賃金が下がった若者もいたとのことです。
日々の買い物にも、緊張する時があるという話に驚きました。
技能実習生が使っている農業の教科書も見せていただきました。
3年の実習後に受ける試験用です。
内容は雇い主が見ても「結構難しい」とのこと。使い込んだ跡から、実習生たちの思いが伝わってきました。
「国会で新しい受け入れ制度の議論をしている。
何か言いたいことはありませんか?」と聞くと、「あるけど日本国でうまく言えない」。
もどかしそうな表情が忘れられません。
かなり機械化も進んだ酪農家でした。「酪農を学ぶことは楽しい」という言葉がうれしかったです。(写真了解)
三石さん自らフィリピンに何度も行き、信頼関係を作っているとのこと。現行制度の矛盾や新法案の問題点、フィリピンの実状など色々聞くことができました。今後の論戦に活かしたいと思います!