党長野県委員長の鮎沢聡さん著『モスクワ物語〜ソ連のフライパンはなぜ重いか〜』。おススメです!
ソ連時代に3年とソ連崩壊後に2年、モスクワに暮らした筆者。「社会主義」を逸脱した当時の社会の実態がよく分かります。
同時に、本書からは、矛盾の多い「社会主義」社会に、それでも真摯に暮らしていた人々の息吹きが伝わってきます。
鮎沢さんには遠く及びませんが、私も旅行者として、モスクワ、レニングラード、ボルゴグラード、キエフ、トビリシ、タシケント、ウラジオストックなど、旧ソ連の都市を何度か訪れたことがあります。
私も当時、(ソ連社会の矛盾とともに)そこで暮らし、苦闘する人たちに共感したことを思い出します。