長野県上田市 台風19号被害調査
長野県上田市の台風19号被害調査。
武田良介参院議員、地元の高村京子県議、渡辺市議、久保田市議と。
川のそばの国道が陥没したまま。東信と中信をつなぐ幹線道路で1日7200台が利用している。早期の対応が必要です。
別の場所では山の林が崩落してお社にぶつかっている。これもそのまま。
2カ月経っても、まだこうした現状です。
長野県上田電鉄の山本修社長と懇談しました。
もともと経営が苦しかったことに加えて、今回の台風被害で赤い鉄橋が落ち、代行バスなど特別の負担が生じたとのこと。
別所温泉駅にも行きました。ここには「復興折鶴アートボード」があり、私も心を込めて折鶴を折りました。
(ボード前の写真で私の横にいらっしゃるのは駅長さんです)
鉄橋は2021年の再架橋をめざしていますが、この年は上田電鉄開業100周年でもあります。
地域の大切な足、ライフラインであると同時に、映画やアニメ(「男はつらいよ」や「サマーウォーズ」など)でも有名な地域。
心のシンボルの復興へ頑張りましょう!
鹿教湯温泉で齋藤重憲旅館組合長らと懇談しました。
秋の紅葉シーズンでキャンセルが相次ぎ、経営に打撃を受けたとのこと。
国の支援メニューは沢山あるが、手続が面倒で使いづらいなどの実態も詳しく話されました。
「ふっこう割」(観光客1人5000円の補助)を来年4月以降も継続してほしいというのが強い要望でした。
さらに、別所温泉では、倉島博観光協会長と懇談しました。
若い旅館組合長らが企画して、温泉の無料開放、チャリティーきのこ汁、復興折鶴アートボードなどを実施し、メディアからも注目を集めたそうです。
倉島会長の「今回上田電鉄が使えなくなって改めて大切さを実感した。将来の上田市の交通政策、まちづくりを真剣に考えるいい機会」という言葉が印象的でした。
作成者 : fujinoyasufumi